栃木東部 萬蔵山(534m) 2015年2月22日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 8:20 登山口(林道)−−8:28 神社−−8:44 萬蔵山−−8:54 神社−−8:58 登山口(林道)

場所栃木県大田原市(旧黒羽町)
年月日2015年1月22日 日帰り
天候
山行種類プチ籔山
交通手段マイカー
駐車場登山道付近の林道脇に駐車
登山道の有無中腹の神社まで立派な道があるが、それ以上は踏跡程度
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント林道から地形図の破線を辿った。地形図の林道終点まで入れればもっと楽をできたが林道は除雪されておらず、私の車の馬力ではスタック必至の状態だった。登山口付近までは轍があってスタックの心配は無かったが轍は凍ってツルツルだった。中腹の神社まで立派な参道と案内標識があるが、神社から山頂までは案内は一切無し。神社の北側から登山道(作業道)が上がっているのを下山時に発見したが、往路はそれを知らずに神社南側から薄い踏跡を辿って別の作業道に出て、最後は斜面直登で山頂に出た。ここも植林で展望無し




林道入口。登山口までは通行可能だった 萬蔵山登山口
 
増水すると滝が出現するらしい この標識は神社を指すようだ
立派な神社だった 神社右側の踏跡を辿った
薄い踏跡を辿るとトラバースする作業道へ 作業道は山頂に向かいそうにないので斜面直登
萬蔵山山頂
3D標識 栃木の山紀行
これも比較的よく目にする標識 R.Kさんの標識も県東部では多い
黒羽山の会の標識 これも県東部ではよく目にする標識
帰りは赤テープに従って下ってみる 廃作業道に出る
テープに従い再び斜面を下る また作業道に出る
神社の北側に出た 林道到着


 地形図を見ると萬蔵山は周囲を林道に囲まれていて、これを利用すれば短時間で登れそうだ。林道終点まで入れればかなり短距離しか歩く必要がなくなるので狙ってみた。ただし、林道が山の北側になっている個所は積雪が予想され、周囲に人家はないので当然ながら除雪などされておらず、私の車でどこまで入れるかは行ってみないと分からない。

 ここも南からアプローチするルートで林道に入る。林道入口は土砂崩れで通行止めの看板と手で動かせる車止めがあったが、その横に車がすり抜けられる程度の隙間があって轍もありそれに習って横を通り抜けて林道へ。昨日の高倉山の林道のように広くてきれいに舗装された道だった。

 立ち木で日陰の場所の残雪が目立つようになり、タイヤで踏み固められた轍はカチカチに凍結していた。傾斜がきつい場所では登れるか心配したが、本格的でなくても4WDの威力を発揮、スリップせずに登っていく。下りはより慎重に運転する。

 林道の標高が落ちた谷に登山口の案内を発見、地形図の破線だろう。まだ林道は先に進める状態なので入っていくが明らかに轍が薄くなった。上り坂に変わってなおも進むがとうとう轍が消えてまっさらな積雪の路面へ。新雪ではなく固い残雪で車のラッセルも人と同様にパワーが必要だ。高度が上がるとともに徐々に雪が深くなり私の車ではスタックする可能性が出てきたので諦め、登山口まで戻って山頂を目指すことにした。

 登山口には駐車場はないが、道幅が広がっているので路側に駐車しても問題ないだろう。地形図のように谷に沿って道が伸びているようだ。軽装で出発。

 植林の中の明瞭な道なので迷う心配は無し。途中「白糸の滝」の標識があったが、小さな谷なので大雨が降らないと沢に水は流れなさそうだった。

 さらに進むと石段が登場。それとは別に今までの道がまっすぐ伸びているが萬蔵山の標識は石段を指していたのでそちらに向かったが、山頂へ行くならこのまま直進する道を歩くのが正解だった。

 石段を上がると立派な門を潜り抜けて大きな神社が登場。しかしこの先の道がどこに続くのかが分からなかった。今まであった立派な案内標識も見当たらない。どうも標識の「萬蔵山」はこの神社のことを指しているらしい。雪の上には足跡があり右に続いていたので右に行ってみると今までより薄いながら目印と踏跡を発見。頼りないがこれがルートだろう。

 小さな谷にお社が建っていて、その先は道はさらに不明瞭となり一般ルートとは言いがたい状況だ。申し訳程度に目印があるが急斜面を強引に登ったりだ。一段高いところに出ると等高線に沿った作業道?に出て再び目印が散見されるが、進んでいくと目印が見当たらないことに気付いた。しかし途中で分岐らしき個所は気付かなかった。少しの間作業道を進んだが、一向に山頂に向かう気配はなく横移動が続くので、適当な場所から斜面に取り付いて上を目指した。

 斜面は植林で多少の潅木藪はあるが障害になるほどではなかった。ぐんぐん高度を上げて尾根に出ると道があるようなないような。正しいルートはここではないらしい。最高点はもっと北なのでそちらに進むと萬蔵山山頂に到着した。

 当然のようにここも植林に覆われて展望皆無。石の祠があり下の神社の奥社なのだろう。しかし正しいルートはどこだったのだろうか? 反対側に赤テープが見えるので帰りはそれを辿ってみよう。山頂標識は3D標識、栃木の山紀行を筆頭に賑やかだ。

 下山は赤テープに従ってみることに。往路とは反対に北側に進んで尾根が広くてはっきりしない斜面をテープに従って下っていく。一応踏跡はあるが薄く、登山道と呼べるレベルではなかった。テープが無ければ正確に辿るのは困難だ。

 やがて往路と同じようなトラバースする作業道?終点に到着、少しの間横移動。そして水が無い広い谷地形が登場すると赤テープは谷を下るように誘導している。このまま谷を下り続けるのかと思いきや、途中で右手の尾根に踏跡が移ると徐々に道が明瞭になってきて、最後は神社のすぐ北側で林道のような広い道に出た。なんだ、往路で神社の左側に行けば正しいルートだったのか。神社に山頂への案内標識があれば大変役立つだろうに。

 この広い道は往路で進路を石段に移した時に直進する道の続きと判断、帰りは神社への石段を使わずにこの道を下ってみると予想通り石段下部に出ることができた。そして林道へ到着。今回も無人の山だった。

 

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